忘備録

コンサート、展覧会、美術館などの忘備録

すみだ北斎美術館

東京都現代美術館まで行ったついでに少し足を伸ばしてすみだ北斎美術館に立ち寄ってきました

以前行った小布施の北斎美術館が頭にあったので、照明が暗く作品が見ずらいとかレプリカ

が多いとか驚きましたが、作品保護とか立ち位置など違いがあるのでしょう

関東大震災時に消失したが残された写真をもとに復元された「須佐男命厄神退治之図」は素晴らしかったです

また、7メートルにも及ぶ肉筆画「隅田川両岸景色図巻」

それから「立ち読みコーナー」として貴重な複製の北斎漫画数冊が置かれていて手にとって見ることが出来たのも感激でした

また摺りの工程の展示には木版もあったのが良かったです

 

ディヴィット・ホックニー展

リトグラフ、油彩、写真のコラージュ、i-pad で描いたものなど様々な手法の作品の数々、またそのサイズも手のひら大のものから複数の人物が実物大ほどで描かれた大きなもの、50枚もの額を繫ぎ合わせた巨大なもの、果ては何十メートルもの幅のある作品まで様々

特に大きな作品は自分もその中に入り込んだようで開放的な気分になったのが驚きでした

東京都現代美術館は初めて行きました

モダンな外観の建物を入ると、吹き抜けの開放的なエントランスホール

ホックニー展によく合った建物に感じました

 

安野光雅展

10/5 大阪旅行中ちょうどあべのハルカス美術館で開催されていた安野光雅展に行ってきました

子供の頃に絵本「さかさま」や「ふしぎなえ」で親しんだ絵を、大人になって原画で見てあらためて精緻で柔らかなな筆使いに感動しました

またその感動を娘と共有できたことも幸せです

心が満たされる展覧会でした

Perfume ライブ

Perfumeとあなたホールトゥアー2023

10/4 大阪公演に行ってきました

会場は大阪国際会議場

これまではドームやアリーナツアーしか参加したことがなく、こじんまりした会場でのファンコンサートははじめてで楽しかったです

また、娘と大阪観光旅行を兼ねてのライブ参加だったことも嬉しかったです

第54回モーツァルトマチネー

指揮:ユベール・スダーン

管弦楽:東京交響楽団

曲⽬

《オール・モーツァルト・プログラム》

ディヴェルティメント ニ長調 K. 136(125a)

交響曲 第31番 ニ長調 K. 297(300a)「パリ」

交響曲 第35番 ニ長調 K. 385「ハフナー」

 

音響が素晴らしいと言われるミューザ川崎の音響を、東交の演奏では多分はじめて実感

指揮のユベール・スダーンさんが素晴らしかった

コンサートマスターは見たことない若い男性でしたが

この企画でははじめて、アンコールあったのも嬉しかったです

第128回横浜マチネーシリーズ/読響

 

128回横浜マチネーシリーズ

2023 9.24〈日〉 14:00  横浜みなとみらいホール

指揮=ギエドレ・シュレキーテ
フルート=エマニュエル・パユ

チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
サン=サーンス:オデレット 作品162
サン=サーンス:ロマンス 変ニ長調 作品37
シャミナード:フルートと管弦楽のためのコンチェルティーニ長調 作品107
バルトーク管弦楽のための協奏曲

 

エマニュエル・パユさまのフルート、第一印象はエフェクトかかっているか2-3人で吹いている!?でした

それほどまでにふくよかでなめらかで繊細で圧倒的でした

ベルリン・フィルの音はこんなフルートが鳴っているのだからそれは素晴らしいに決まってる

サンサーンスの2曲もシャミナードも曲の内容も相まって夢見心地てあっというま

アンコールなくて残念だったけど、難曲3曲の演奏だったから仕方ないのでしょう

 

今日のコンマスは日下紗矢子さん

マチネーシリーズ歴4,5年ではじめてのお目見えだったかも

指揮のギエドレ・シュレキーテも若手の女性でステージがはなやかでした

メキシコ展/東京国立博物館

最終日の観覧となってしまいました

開館より少し前に着いたけれど先に待つ人の列がだいぶ長かったです

 

今回のメキシコ展ではオルメカ、マヤ、アステカ、テオティワカン等のたくさんの出土品の展示がありました

すべて撮影OKで嬉しかったです

 

マスクや立像には小ぶりなものが多いのが可愛く、小さな貝や石をたくさん使った装飾も目を引くものが多かったです

 

展示品の年代が紀元前から1400年代、1500年代まで及んでいたことに驚きました

古代マヤなどというけれども、当たり前ですがスペインがやって来るまで続いていた文明なんですよね

 

写真は今回の目玉「赤の女王」の説明図です

7世紀後半、マヤの出土品だそうです