忘備録

コンサート、展覧会、美術館などの忘備録

第56回モーツァルトマチネ

出演
曲目

 

お初の東交コンマス、グレブ・ニキティンさんはモスクワ出身の初老の大柄な方でした

ヴァイオリンの音色はその外見からは想像できないほど若々しくつやつやしていて驚きでした

1曲目の交響曲34番から、今日のヴァイオリンのつやつやな音色はもしかしてコンマス?と思っていました

2曲目でグレブ・ニキティンさんがソロを奏でやっぱり!

大きな体格から産まれるつやつやで包容力のあるヴァイオリンの音色は本当に良かったです

 

3曲目の29番は出だしはアマデウスでもおなじみですが、通して聞いたのははじめてかも

これも良かったです

 

 

マダム・ウェブ

マーベル作品ということで見ました

主人公が予知の能力に目覚め、数分後のごく近い未来に起こる恐ろしい出来事を目の当たりにイメージするシーンは、かなりスリリングで、この先どうやってこれを回避すれば!?とハラハラしました

ストーリー全体がだいぶご都合主義なのはファンタジーとして許容すれば良いのか疑問が残ります

そして、マダム・ウェブも3人のガールズも残念ながらあまり魅力的に思えず、今後続編が作られてゆくのでしょうが、見るかどうかわからないです

トム・ホランドスパイダーマンが出るようなことがあれば別ですが

 

みなとみらいランチタイムコンサート

ヴァイオリン 辻彩奈

ピアノ 萩原麻未

 

フォーレ ロマンス変ロ長調Op.13

フォーレ ヴァイオリンソナタ第1番

フランク ヴァイオリンソナタイ長調

アンコールはパラディスのシシリエンヌ

 

辻彩奈さんのヴァイオリンは堂々として音がよく鳴りよく伸びて良かったです

対してピアノは肝心なところで音がささやか過ぎに思えたり、全体的に私の好まないフガフガ演奏と思ってしまった

けど、今日一緒に行った人はピアノが素晴らしかったと感心しきりだったので、個人の好みということなのでしょう

楽しみにしていたフランクのヴァイオリンソナタ、終盤盛り上がったは良いけど最後なんとかまとまりました!というフィニッシュに笑みがこぼれそうになりました

 

第264回土曜マチネーシリーズ/東京芸術劇場

第264回土曜マチネーシリーズ

2024 2. 3〈土〉 14:00  東京芸術劇場

指揮=山田和樹
サクソフォン=上野耕平

グラズノフ:演奏会用ワルツ第1番 ニ長調 作品47
ハイドン交響曲第104番 ニ長調 「ロンドン」
カプースチンサクソフォン協奏曲 作品50
ラヴェル:ラ・ヴァルス

東京芸術劇場は5階まで直角に配置された2本の長いエスカレータから建物内部を見渡すたびテンションがあがってしまいます

今日のコンマスは日下紗矢子さん

 

1曲目、お恥ずかしいことにグラズノフという名も曲も始めましてでしたが、頭から終わりまで心地良く美しいワルツ、気に入りました

 

2曲目と休憩をはさんで今日のお目当て上野耕平さんのカプースチン

上野さんのサックスはまるで語りかけているよう、というのが第一印象

小柄な身体からたっぷり豊かな音が出て、エネルギッシュで繊細で素晴らしかったです

カプースチンも良いですね、チケット取って良かった

それにしても、サックスにドラムにトランペットで突然ムーディな夜の空気になったのはちょっと可笑しかった

そして、いつもはコントラバスの読響メンバーのうちおふたりがギターで参戦していたのも面白かった

上野さんアンコールは ボノー ワルツ形式によるカプリス

素人にもわかる難易度高い曲をなめらかに情感さえこめての演奏でした

最後のラヴァルスはプログラムによると指揮の山田さんには学生時代からの思い入れのある曲だとか

まるでご自身が踊っているような熱の入った指揮ぶりでした

また、今日は指揮者やメンバーはいませんでしたが、帰りにロビーで能登半島地震への募金しました

先月は前半のみ鑑賞で帰ってしまい出来なかったので良かった

 

高崎市タワー美術館

高崎駅から徒歩2分の便利な場所の美術館

日本画の収蔵作品展ということでしたが、無知な私の知っている名は横山大観鏑木清方などほんの数名

印象に残ったのは加藤丈史という方

「光射す」「共鳴」2作品ともほぼ一面白ベースの画が清らかで美しかったです

また、歌川豊国3点、歌川国芳5点の浮世絵が収蔵作品の中で初展示

どれも見たことない作品でラッキーでした

 

高崎は駅を挟んだ反対側にも市の美術館がありますが、今日はあいにく作品入れ替えのため休館でした

次の機会に行きたいです

第132回横浜マチネーシリーズ

第132回横浜マチネーシリーズ

2024 1. 8〈月・祝〉 14:00  横浜みなとみらいホール

指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
ピアノ=藤田真央

ブラームスピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83
シューマン交響曲第1番 変ロ長調 作品38「春」 

 ソリストアンコール:ブラームス8つの小品作品76  第1曲カプリッチョ

 

今日のコンマスは長原さん

ここ何回かお見かけしていなかったフルートの倉田さんがいらっしゃる

お隣にはオーボエの荒木さん、ティンパニは岡田さん、ホルンは日橋さん、チェロは遠藤さん(私は初めてかも)

読響ベストメンバーって感じの新年1回目でした

 

1/5から風邪で寝込んでしまい今日は行けないかもと半ば諦めていましたが、朝 体温が平熱に、体調もだいぶ戻っており念願の藤田真央さん聴くことができました

完売だったのにチラホラ空席が目立ち、

皆さまお目当ての真央さんの演奏が始まったあとも席をあとにする方が気がついただけで3人も

自分が体調崩したせいか、皆さま体調不良?などと考えてしまいました

 

 

はじめに能登半島地震への追悼にバッハのアリアの演奏がありました

なんとも胸に迫る演奏で、終わったあと15秒くらい会場が水を打ったような静けさに包まれていました

終演後ヴァイグレさんがロビーで募金の呼びかけをされたようです

私はまだ少し体力に自信がなく後半パスして帰ってしまったので、募金できず残念でした

 

さて藤田真央さんの演奏ですが、細かい音の粒が驚くほど早く均一

長いトリルパートなど、ため息でるほど美しかったです

良い年明けになりました

Perfume ライブ

今年最後はPerfumeカウントダウンライブに家族4人で

5時開演7時終了

感動のライブ後はマークイズで食事とおしゃべりで満たされました

 

子供達は明日の本当のカウンライブにも参加しますが、明日は家でまったりジルベスターカウントダウンをTVで楽しみます