忘備録

コンサート、展覧会、美術館などの忘備録

迎賓館赤坂離宮 藤田嗣治生誕140周年 特別参観

藤田嗣治の天井画6点がすべて公開されているということで行ってきました

2度目の赤坂離宮です

前回ほんの半年前に行っていたのに、なんとも呆れたことに常時展示の4作品をまったく認識していませんでした、私

 

銀座コロンバンの天井画として描かれたおよそ130×188の大きな油彩画

花鳥の間に展示された2点が普段見ることのできないものだそうです

ランダムでいただいたポストカードは「葡萄畑の女性」

 

 

全体に大味な作品の印象ですが、「母と娘」の表情に藤田嗣治らしさを感じました

 

 

 

 

 

華麗なるコンチェルト第34回 福間洸太朗〜情熱のラフマニノフ/みなとみらい

ピアノ 福間洸太朗

指揮 大井剛史

神奈川フィルハーモニー管弦楽団

コンサートマスター 松浦奈々

 

〈オールラフマニノフ〉

ユース・シンフォニーニ短調(管弦楽のみ)

ピアノ協奏曲第4番ト短調op.40

ピアノ協奏曲第2番ハ短調op.18

アンコール

パガニーニの主題による狂詩曲op.43より第18変奏

 

これまで何度か聴くチャンスを逃していた福間洸太朗さん、ようやく聴く事ができました

思ったより長身で端正な佇まい

黒いハンカチで鍵盤をさっと拭い、そのハンカチは汗を拭くのにも使っていました

正確でよく響くピアノがとても心地よかったです

曲が終わってもアンコールまで席を立つ人が本当に少なく、観客の演奏への満足度の高さを感じました

また熱心なファンの方がたくさん来ている感じもあったかな

 

アンコールはおなじみのパガニーニの主題による狂詩曲

私には時々あることなのですが、アンコールが一番心に染みちゃいました

 

 

 

東京交響楽団 川崎定期演奏会 第106回/ミューザ川崎

ピエール・ブリューズ 指揮

角野隼斗 ピアノ

東京交響楽団

景山昌太郎 コンサートマスター

 

角野隼斗 ピアノとオーケストラのための《無我》(世界初演8/22サントリーホール)

カプースチン ピアノ協奏曲第四番 op.56 ドラムス高橋信之介

ベルリオーズ 幻想交響曲

ソリストアンコール

カプースチン 8つの演奏会用エチュードからプレリュード

 

楽しみにしていた今日の演奏会

ご自身の作品を引っさげた角野隼斗さんのピアノは期待以上に素晴らしかったです

軽やかなタッチ、止まらない早弾き、溢れるキラキラ

《無我》、カプースチン、どちらも拍を刻んで演奏するジャズ味があるせいか角野隼斗さんが演奏しているからなのか、とにかくおしゃれでした

 

《無我》はNHK大河ドラマのオープニングにありそう!な印象の曲でした

爽やかな朝のような出だしからあっという間にドラマチックに盛り上がって行く感じが

曲の最後に左手で内ポケットから鉛筆ほどのスティックを取り出し、右手は演奏しながらピアノに置いてあった鐘を鳴らしていました

澄んだリーンという音

おりん?でしょうか

 

カプースチンではタブレット楽譜を使っていました

そしてアンコールもカプースチン

プレリュードは格好良くて大好きな曲ですが、欲を言えば大猫のワルツ聴きたかったかも

 

それにしても前半こんなモダンな構成だったため後半のベルリオーズが途中なんだか古臭く感じて我ながらびっくりしてしまいました

 

大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱 海を超えた江戸絵画/東京都美術館

今回も大混雑の企画展でした

夏休み、上野界隈で大型企画展が他でもいくつも開催されていることなども理由なのでしょうが

 

さて、この企画展での私的収穫は2点

 

1点目は円山応挙と河鍋暁斎を知ったこと

円山応挙「虎の子渡し図屏風」

初里帰りとのこと

円山応挙って幽霊の絵の人としか認識がなかったので驚きました

もう1点「虎図」も良かった

虎の正面顔がクローズアップで描かれた作品

 

河鍋暁斎「骸骨遊戯図」「鳥獣戯画 鼠曳く瓜に乗る猫」

めっちゃファンタジーで良い

これからは円山応挙と河鍋暁斎にも注目していきます

 

収穫2点目は浮世絵

「神奈川沖浪裏」「相馬の古内裏」など何度も見ているものも多かったのだけれど、線がくっきり色も鮮やかな美品揃いで驚きました

 

日本では浮世絵がちょっと時代遅れの大衆向け印刷物の位置付けだった150年ほど前

浮世絵はヨーロッパのコレクターたちによって革新的な芸術品と認識され、状態の良いものが収集され本国に持ち帰られた

それで今回の大英博物館にもこれほどの美品が数多くあるということみたい

 

さて、私の心には響きませんでしたが、今回の目玉は150年ぶりに再会した3点の狩野派作の襖絵ということなので、それにもふれておきます

青森県宮越家の「春景花鳥図襖」と大英博物館の「秋冬花鳥図襖」は絵がつながっている続きものであることが判明した

また大英博物館の「秋冬花鳥図襖」と一組だった「琴棋書画仙人図襖」がシアトル美術館から同時に展示され奇跡の再会と宣伝されていたわけです

ここだけ唯一写真もOKでした

「琴棋書画仙人図襖」

「春景花鳥図襖」

「秋冬花鳥図襖」(パンフレットより)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スパイダーマン ブランドニューデー

トビー・マグワイアの時からすべて見ているお気に入りのシリーズ

摩天楼を蜘蛛の糸でスイングしてゆく爽快感を大きなスクリーンで味わおうと映画館へ

 

見出してはじめて前作までのあらすじをすっかり忘れている事に気づきうろたえてしまった笑

帰ったらトム・ホランドのこれまでのシリーズ全部おさらいしようと心に思いつつ映画に引き込まれて行く

 

今作のスパイダーマンは前作から4年後を描いている

4年前彼は人々から自分の記憶を消し去った

MJも友達も誰ひとり彼を覚えていない孤独な世界で淡々となすべきことをしている

ヒーローの孤独が可哀想で終盤は目がうるうるでした

トム・ホランドがキュートだから余計いじらしく見えてしまうのでしょう

内面の複雑さを滲ませるトビー・マグワイアの演技もかなり好きでしたが、いまやスパイダーマンといえばすっかりトム・ホランドになりました

 

 

 

東京国立博物館 平成館 日本の考古、本館 日本ギャラリー

 

空海展で3時間も費やしてしまったので、本館をまわる余力があるのか疑問でした

が、遮光器土偶が展示されているというし、ちょっとでも埴輪も見たいと立ち寄り

結果夕方までかかって一通り見学

帰りの電車で足先がジンジンしてました

 

いつ見ても可愛い埴輪

 

ラッキーなことに青森(左)と宮城(右)それぞれ展示されてました

 

国宝 尾形光琳作 八橋蒔絵螺鈿硯箱

 

上 国宝 太刀三条宗近(名物 三日月宗近)

下 国宝 太刀長船長光

 

また浮世絵では北斎の「千繪の海 五島鯨突」

見たことあったかなあ、とにかく今回はズシンと心にささりました

 

そして同じく北斎の「富嶽三十六景 相州箱根湖水」を見たとき、あれっこんなにあっさりした絵だったかな!?と思い、5月の国立西洋美術館、富嶽三十六景井内コレクションの写真を確認したところ、色味がだいぶ違っていました

擦りでこんなに印象も変わるのですね

上 東京国立博物館にて撮影

下 国立西洋美術館、井内コレクション

 

そのほか「国宝の部屋」で展示されていた「金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅」も面白かったです

経典の文字を連ねて塔を現しているそうですが、実物に目を凝らしても字を認めることは難しかったです

写真は電光パネルを写したもの

 

 

 

 

 

 

空海と真言の名宝/東京国立博物館

大人気の展覧会でした

平日昼間なのに入場に20分かかり、音声ガイドを借りるにも長い列が

と思いきやヘッドホンがすべて出払ってしまったと

自前のイヤホンを持って行ったのでアプリ版で事なきを得ました

 

信貴山縁起絵巻を見ることができました

しかも鉢が飛ぶやつ

信貴山縁起絵巻飛倉巻(奈良朝護孫子寺)

 

ほか印象に残ったのは墨絵の深沙大将図像(京都博物館)と快慶作の深沙大将立像(和歌山金剛峯寺)

快慶の素晴らしい彫刻、たくましくダイナミックだがカッとひらいた口の中まで作ってある繊細さ

また両膝に象がついていたり、首のどくろのネックレスのうち1つは三蔵法師と言われているとか色々面白かった

 

主な国宝

三十帖冊子第6帖、第18帖(京都仁和寺)

ミニサイズのノート

 

後宇多天皇宸翰弘法大師伝(後宇多天皇筆)(京都大覚寺)

 

金銅錫杖頭(香川善通寺)

 

閻魔天像(京都醍醐寺)

牛に座っていて顔立ちが優しい

十二天屏風 閻魔天、羅刹天、水天(京都東寺)

 

5大尊像 不動明王、降三世明王(京都醍醐寺)

たいへん大きく迫力がある

 

十二天像 羅刹天(奈良西大寺)

 

一字一仏法華経序品(香川善通寺)

頭の向きや角度で1字に1つひとつの小さな仏が色々な表情に見える

 

金剛透彫舎利塔(奈良西大寺)

地蔵菩薩立像(京都大報恩寺)

薬師如来座像 円勢・長円作(京都仁和寺)

 

五智如来坐像(京都安祥寺)